あんまり難しくない釣りを、自分なりにこだわって。
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ルアータックルで流し毛鉤…中学生の頃、2000番相当のリールに6lbのデュポンストレーンを巻き、グラス製のトラウト系安物2ピースULロッドと組み合わせ、市販の流し毛鉤を繋げていろいろと試行錯誤しながら、時には仕掛けを絡ませながらも、マズメにヤマベ(オイカワ)を爆釣したことを記憶しています。それから数十年の時が過ぎ、また釣りをする機会に恵まれましたので、当時の記憶を辿るように釣りスタイルの再構築を始めております。

なぜ、リール竿で流し毛鉤の仕掛けを飛ばして小さなハヤ(ウグイ)ヤマベ(オイカワ)を釣る必要があるのか?今までどおり延べ竿ではいけないのか?答えは簡単に言うとスタイルの多様化ですよね。リールを使って投げて釣るという行為、それが好きだから…それだけで別にいいと思います。実は餌で苦労せずに釣れるのに、ルアーで釣りたい人がいる(ルアーで釣るという行為そのものが面白いから)のと、そう違いはないと思います。

しかしながら、単に趣味の問題だけでもなくて、実際メリットはあります。足場が悪く延べ竿では立ち込めないポイントに流せる、あるいは堰堤や橋の上から流せる、障害物の多いオカッパリでも一ヵ所から動かずに広く探れる、等々…仕掛けが絡みやすいことや手返しの点では劣るものの、延べ竿では簡単にアプローチできない数々のポイントに毛鉤を流せる点は、優れているのではないでしょうか。

インターネットが普及し、便利な世の中になりましたが、ルアータックルで流し毛鉤釣りをすることについて、なかなかまとまった資料が見つけられません。あくまでも私見の範疇となり、正直どこまで参考にできるものかもわかりませんけれども、ルアータックルで流し毛鉤釣りをするガイドのようなものを著してみたいと思います。初心者向けでない用語等もいくつか出てきますが、そこはネット検索などで確認しながらお読み頂ければ幸いです。

【特集】ルアータックルで流し毛鉤


■ルアータックルで流し毛鉤(まえがき)
■ルアータックルで流し毛鉤(タックルについて)
■ルアータックルで流し毛鉤(リグについて)
■ルアータックルで流し毛鉤(ラインとリグの接続について)
■ルアータックルで流し毛鉤(リグの改造について)
■ルアータックルで流し毛鉤(キャスティングについて)
■ルアータックルで流し毛鉤(アクションについて)
■ルアータックルで流し毛鉤(シチュエーションについて)
■[ 実践編 ] 流し毛鉤でマルタウグイ
[ 実践編 ] 流し毛鉤でイワシを釣る

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釣れる魚としては、ヤマベ(オイカワ)やハヤ(ウグイ)、あるいはカワムツなどが中心であり、小型なのでロッドは基本UL(ウルトラライト)クラスが推奨です。大き目のウグイやハス、さらにヤマメなどが混ざる場合は、L(ライト)でもいいと思いますが、どちらかというと、釣るポイントの流れの強さで使い分ける感じですね。逆に、流れもそれほど強くなく、大きな魚がいない場合は、ULより繊細なSUL(スーパーウルトラライト)を使えば、魚が小さくてもより引きが味わえます。

あと可能であれば、グラス製のベナベナな胴に乗る感じのロッドの方が、掛かってもバラしにくく軽い瀬ウキも慣れれば投げやすくてオススメです。こういうロッドは、今は昔と違って安物でも随分作りが良いので探すのが難しくなってしまいましたが…。代表的なものとしては、下野の「鱒レンジャー」が一押し。テレスコ(振り出し)だと、エイテックの「TRGR」で無印の短めのULがベナっていい感じ。OGKの「グローバルテレスコUL」は価格なりにベナベナ感はあるものの、意外にアクションはレギュラー感ありです。


ロッドの長さは、立ち込んで投げずに足元からリグを流すだけでも釣れるので、ワカサギ竿でも使えないわけではないですが、常識的に考えればトラウトロッドの5.6-6ftがいいと思います。ただ、7本針以上の長いリグを扱う場合は、7ft-8ft程度のソルト用ロッドの方がリグの扱いがラクになり、しかも長い分飛距離も無理せず出せます。これも探すのは難しそうですが、根魚向けのファストテーパーでない方が楽しいでしょうね。

tackles1.jpgtackles2.jpg

続いてリールですが、シマノで言う1000番クラスのスピニングリールで逆転のできるもの(ストッパーのON/OFFが切り替えられるもの)であれば、何でも構いませんが、安物でも品質の点で言えば3千円程度の国内大手メーカー製の廉価品をオススメします。リールを逆転させてラインを送り出す、しかもその量をコントロールするという点では、ベイトリールの方がむしろ良いのですが、瀬ウキ含むリグが軽い(重くても総量3g程度だと思います)為、キャストする前提では却って扱い辛くなってしまうかも知れません。


そしてリールには、上記のロッドパワーに合わせて、ナイロン6lb~4lbラインが75mも巻いてあれば充分です。フロロ、PEももちろん使えますが、コイ科の魚は口が柔らかめなので、ロッドのアクションも含め、多少伸びを確保した方がいいと思います。リールには購入時にラインが付いていることがありますが、これはそのまま下巻きに使いましょう。リグまでのラインの位置がわかりやすいトラウト用の蛍光ラインがオススメですが、同じ強さでも1ランク細い製品ではリグの飛距離も伸び、かつ流水の抵抗を抑えることができます。


 
 
以下、一般的に市販されているリグのタイプです。

※以下、AAにつきWindowsIE8では文字サイズは「小」を推奨します

 ■:瀬ウキ
 о:補助ウキ(小型玉ウキなど)
  *:毛鉤
  =:スナップスイベル


 【瀬ウキだけ】
                   *      *
 ----------------=■------------------------*
 ライン側                 *      *



 【瀬ウキ+補助ウキ】
                   *      *      *
 ----------------=■--------------------------------о----*
 ライン側                 *      *      *



瀬ウキだけの場合は、多くても毛鉤は5~6本まで。毛鉤の本数が少なければリグの長さは短めになります。毛鉤7本タイプには必ず補助ウキが付きますが、毛鉤5本でも補助ウキが付いた製品もあります。毛鉤のフックサイズも小物専用の2.8~3号と渓魚もターゲットになる5号のラインナップが存在し、さらに宇川式と呼ばれる鮎毛鉤スタイルのものも販売されています。



毛鉤の本数が多ければそれだけ釣れる確率も高くなりますが、その分リグが長くなるので、扱いは難しくなります。まずは、セットするリグを延べ竿に付けて釣ってみて、魚が掛かってからの操作なども含め、扱いに慣れておくのがいいでしょう。それから、補助ウキなしの毛鉤4-5本程度のものでリール慣れして、さらに7本のものを使った方がベターかと思います。


 【補助ウキ+専用飛ばしウキ(リール竿専用リグ)】

                   *      *
 ----------------=о------------------------● カラーボール
 ライン側                 *      *



飛ばしウキが先端側にあるリグは1社だけラインナップがあります。瀬ウキの替わりに飛ばしウキとしてカラーボールが採用されていますが、実はULロッドでは重過ぎるし、あまり浮力が強くないので、沈んでしまって見づらかったりという欠点はあるものの、毛鉤自体が少なめで何よりトラブルフリー、釣り初心者が入門として投げてみるにはいいリグなのかな、と思います。

rig1.jpg

いろんなリグを使ってみると、高価な方がより魚を連れてくる感じはありますが、自然が相手です。安い毛鉤のこの色が今日は爆釣だった…!ということもないとは限りません。そうは言っても、マズメに突入したらその辺はあまり関係ないような気はしますが…本当に細かい部分で、フックの比重が軽かったり、シルエットが良かったり、色合いが繊細だったりする辺りでマズメ前でも注目度がいいとか、差が出てくるのかと思います。

あと、毛鉤は厳密に言うと消耗品です。ものによっては使っているうちに、微妙に汚れたり色落ちしたりしてアトラクター力が落ちてきますし、絡ませてしまってうまく解けても、ミチイトやエダスが縮れてしまったりと、また当然フックの鋭さも含めていろんな意味で状態が変わってきますので、時に買い替えも必要になると思います。よく投げる人は、1シーズンで交換すると決めて使うのもアリでしょう。

rig-2.jpg
rig3.jpg

実は、リグを投げていると、特定の毛鉤で釣れることが多くあります。デザインの細かいところまで影響はないと思いますが、その日の天候や濁り具合、また季節などによって多かれ少なかれ変化はあります。ちなみに自分のパターンでは、渇水時は黒系、ササニゴリ時は赤系が釣れるようで。夕マズメも暗くなれば、基本のアタリ色をベースにした明色系の毛鉤にもヒットが増える感じです。もちろん、これは釣り場によっても変わってくると思いますので、ご自身で確認してみてください。

論理的にアプローチするなら、その日のアタリカラーを広く探れるパイロットリグ(当然毛鉤の数が多い方が有利です)を投げて、アタリカラーが確認できたら、アタリカラーと同系色が揃っているリグを投げてみる、というのがセオリーになりそうですが、鮎毛鉤の世界では、同じような色彩の毛鉤を組み合わせて流しても効果がない、または却って釣れなくなると言う話もありますので、ハヤヤマベ毛鉤の世界でも、同じことが言えるのかも知れません。

なお、意図してなのかどうかわかりませんが、全く同じ流し毛鉤の製品でもときどき毛鉤の色合いが違うものがありますので、余裕があれば予備ストックを兼ねて色違いを確保するのもいいと思います。
 
 
ラインとリグとの接続は、セッティングを簡単に済ませるためスナップスイベルを使用しています。スイベルなしのスナップだけでもいいと思います。対象魚が小さい為、管釣りスプーン用の小型のもので問題ないでしょう。あまりに大きいと、瀬ウキまたは補助ウキの浮力を奪い投入後リグがどこを流れているかわからなくなるのと、瀬ウキ以降の毛鉤のアクションにも影響する可能性があると思いますので、止めた方がいいでしょう。


以下、一連の手順になります。

①まず、リールをロッドにセットしラインをロッドに通してから、スナップスイベルのスイベル側に結びます。自分はパロマーノットを使っています。

②続いて、市販のリグをパッケージから取り出し、一番上側(延べ竿で穂先に結びつける方)の毛鉤から30-40センチ程度のところでミチイトを切り、エイトノットでループを作ります。ループと毛鉤までの距離は、毛鉤と毛鉤との間隔に合わせた位置関係になればベストかと思います。親指と人差し指が同時に通せる程度の大きさのループを作っておくと、使い勝手がいいです。

③スナップスイベルのスナップ側を外し、先ほど作ったループを通してスナップを閉めます。そのままループを通すだけでも構いませんが、自分はスナップを穂先に見立ててチチワを作りラインが二重になるように締め、強度を上げています。

④瀬ウキを固定していた爪楊枝を一旦外し、スナップスイベルのスナップ側ぎりぎりに瀬ウキ(または補助ウキ)を移動して、再び爪楊枝を刺し直して瀬ウキを固定します。爪楊枝の長さは様々あると思いますが、あまり長いと絡む原因になるため、必要に応じて交換したり、短くするといいでしょう。

あと、リグを伸ばしてみるとわかるのですが、ミキイトとエダスの結束部分の切断したラインが長く飛び出しているものが多く、ひどいものは5mmもあるものも確認しています。これを放置するとリグ投入時に絡んだり、無用なゴミや藻を引っ掛けてくることがありますので、必ず短く刈り込みましょう。この時、ミキイトやエダスを切らないよう注意してください。

使用後はパッケージに元の梱包状態のように戻せば不要ですが、使用後は通常、仕掛け巻きに巻いて収納することになります。エダスがあるため海釣りのサビキ仕掛けを巻くような円形の仕掛け巻が便利です(エダスが短いので、できるだけ小型のものがいいです)。

但し、意外と円形の仕掛け巻は場所を取ります。困る場合は一般的な短冊形の仕掛け巻でウレタンが全面に巻いてあるものだと、毛鉤を固定するのがラクで仕掛け巻を適当に放り込んでも絡むことがなく、重宝しています。なお、瀬ウキおよび補助ウキはある程度自由に動かせるよう、ミキイトを長めにし余裕を持たせて仕掛け巻に止めてください。


 
 
市販のリグは「オリジナルのままでは飛ばしづらい」ことがほとんどだと思いますので、少々改造を加えてみます。但し、厳密には毛鉤が浮かぶ位置とか、水流による動きなどがオリジナルの状態と変わってきますので、改造前の方が釣れたということがあるかも知れません。個人的には、オリジナルのままでも投げやすいリグを探して使う感じになっていますが、以下のように、余っているものでいろいろトンデモな改造をして遊ぶのも、また面白いと思っています。

※以下、AAにつきWindowsIE8では文字サイズは「小」を推奨します

 ■:瀬ウキ
 о:補助ウキ(小型玉ウキなど)
  *:毛鉤
  =:スナップスイベル


 【オリジナル】
                   *      *      *
 ----------------=■--------------------------------о----*
 ライン側                 *      *      *

このままだと、ちょっとルアーロッドでは投げづらいです。


 【飛ばしウキ仕様】
                   *      *      *
 ----------------=о------------------------------- ■---*
 ライン側                 *      *      *

先端側の毛鉤は一旦ハリスをカットして、瀬ウキに交換してから繋ぎ直す形になるので、オリジナルの状態より若干短めになってしまうと思いますが、ロッド側にある瀬ウキを先端側に持ってくることで、リール竿でのキャスティングがはるかに容易になります。


 【飛距離+認識性アップ仕様】
                   *      *      *
 ----------------=о--------------------------------⊂⊃---*
 ライン側                 *      *      *  飛ばしウキ

瀬ウキを外して、鯉釣りのコ式に使用するバックアップ材を削り1号程度のオモリを仕込んで飛ばしウキにする、あるいは海釣り用の飛ばしウキを付けるのもありです。ただ、形状が大きくなれば回収時にそれだけ抵抗が掛かりますし、アタリも伝わりにくくなりますので、その点は注意する必要があります。


 【フローティングジグサビキ仕様】
                   *      *      *
 ----------------=о--------------------------------⊂>*
 ライン側                 *      *      *   ミノーなど

浮かぶタイプのルアー、それもリップがなく潜らないようにしたものを終端に飛ばしウキとして装着します。終端の毛鉤は外してしまいますが、リーダーを延長してリアアイに接続するのも可です。ノイジー系ルアーを取り付け、リアにトレブルフックを付けたままにしておくと、暗くなりかけの夕マズメに瀬に出てベイトを食べているナマズがヒットするかも知れません。それはそれで大変だと思いますが、面白い試みではないでしょうか。


 【チンチン釣り仕様】
                   *      *      *
 ----------------=■-------------------------------・---*
 ライン側                 *      *      *  ガン玉

鮎毛鉤のチンチン釣りスタイルをシミュレート。本来、ハヤヤマベ仕掛けにはあまり鮎は掛からないようですが、宇川式でやってみると案外釣れてしまうものかも知れません。


 【ドブチン釣り仕様】
                   *      *      *
 ----------------=о-------------------------------=|●ナス型オモリ
 ライン側                 *      *      *  | 鮎テンビン
                                        |----*

上記のチンチン釣りをさらに進化させ、ドブチン釣り仕様に。とはいえルアータックルで投げるので、バーチカルな操作ではなく、オモリを底に当てながらゆっくりただ巻きか、ストップ&ゴーで食わせる余裕を作るか、といった演出になるのではないかと思います。きちんと沈めてあげることで、水面を見ていないベイトにもアプローチできるのではないでしょうか。


 【ジグサビキ仕様】
                   *      *      *
 ----------------=о-------------------------------=<⊃*
 ライン側                 *      *      *  スプーンなど

ドブチン仕様のオモリを小粒で重たいルアーに置き換えたもの。こちらも終端の毛鉤はリーダーを延長してリアアイに接続してもよし、シングルバーブレスフックで完全ルアー状態としてもよし。ニゴイでも掛かりそうです。
 
 
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