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[ 実践編 ] 流し毛鉤でマルタウグイ の追記に掲載していますサビキ仕掛け。これは基本海釣りのリグであり、淡水では若干姿を変え、ワカサギの穴釣りやハヤヤマベのオランダ釣り、あるいはアユのエサ釣り等でしか使用されないものとなっています。

これとは逆の発想で、淡水の流し毛鉤を海釣りに使えないか?という疑問も生じるというもの。今回、イワシを釣る機会があり、また、エダスが切れたりして現在使用していない4針ほどの流し毛鉤リグがあるので、試してみることにしました。

基本、イワシの生息する水層は中層から表層にかけて、潮周りや朝夕のマズメ時など、日々の状況で刻々と変化しますし、回遊魚であることから一年中釣れるものでもありません。一番狙いやすいのが初夏~秋にかけての朝夕マズメタイムで、時に岸際の海面一面にボイルするくらい活性が高くなっています。

そんな状態のイワシを流し毛鉤で釣るには、残念ながら市販の状態のままでは困難で、マルタウグイの記事 と同様に多少沈める必要があります。

考えられるスタイルは2種類あります。


 ●:スプリットショット(スプーン、ジグ等も可)
  *:毛鉤
  =:スナップスイベル

 【①吹流しタイプ】錘をリグとラインの接続部につける
          *     *
 ----------------●=------------------------*
  ライン側      *     *

 【②ジグサビキタイプ】錘をリグの末端につける
          *     *
 ----------------=-------------------------=●
  ライン側      *     *

なお、補助ウキが付いているタイプはもともと全長が長いので試していませんが、吹流しタイプとして使用してガン玉等で補助ウキ側の浮力の調節を行えば、いい具合にリグがサスペンドして釣果に良い影響を与えるかも知れません。

一般的なサビキでは集魚用のアミコマセを入れるカゴが装着されていますが、リグが大掛かりで重くなってしまうため付けなくていいでしょう(下カゴ方式では流し毛鉤のミキイトが耐えられないと思います)。潮回りが悪い日中など、どうしても寄りが悪い時は一般的なサビキ釣り同様、周辺に撒いてフォローすればいいと思います。

リグの長さは基本ロッドの長さと調子に依存しますが、針はせいぜい3-4本程度で全長は1m以下をオススメします。例えば、7本針フルの状態だと絡みやすく使いづらくなるのは当然として、実際7本全部掛からなくても充分数は釣れます(扱う苦労に対し、釣れる数が見合わないということです)。

あと、とても大事なこと:特に釣り公園のような施設でお隣さんと距離が取れない状況になれば、お隣さんを釣ってしまったり、後ろで遊んでいる子供に引っ掛けるリスクは高まります。流し毛鉤はカエシがある小さい針が並んでいるので非常に面倒なことになりますから、短いリグでも充分注意して扱ってください。


以下、それぞれ試してみた結果です。あくまでイワシの活性に依存するものの、状態が良ければ「よく釣れる」ことに間違いはありません。なお、流し毛鉤は全く同じものを現場で改造して使いまわしています。

DSCN0229m.jpg

こちらは①のタイプで、リグが水中を漂う感じになるため潮の流れに同調した動きになりやすく、誘魚効果の点で優れていると思われますが反面絡みやすく投げづらいため、風邪の強い日の使用や遠投をするのには向いていません。なお、スプリットショットの替わりにスプーンを使用すると沈降速度が落ち、より漂遊感を演出できます。

アクションのつけ方は、ティップで軽く煽ってフォール、を繰り返す感じでイワシのステイしているタナを通していく感じです。とはいえ、居る時は表層~3mとかレンジが厚いのでそんなに細かく調整しなくても釣れてしまう感じです。

DSCN0244m.jpg

こちらは②のタイプ。リグ終端には4g程度の管釣りスプーンを装着、同時にアシストフックも装着しています。「ジグサビキ」ならぬ「スプーンサビキ」といったところで、絡みにくく遠投がしやすいので使いやすさは抜群ですが、毛鉤の自然な動きという点においては、①には劣ると考えられます。

こちらのアクションの付け方も①に準じますが、リグの先端が重いので一定のタナを安定して引くのには向いていないかも知れません。むしろ対象をイワシだけに絞らず、先端のジグ等でメッキや子サバなどを狙いつつ、イワシが居ればそれも掛けていくスタイルに向いているかと思われます。

なお、拡大した画像がなく申し訳ありませんが掲載した画像は大きめにしてありますので、拡大してご確認をお願いします。


検証の結果、流し毛鉤を沈めることでイワシ釣りに充分使えることが確認できましたが、コストの面で言えば安売りのサビキ仕掛けを短くして使った方が優れていますし、ミキイトの太さが流し毛鉤のものより太く、ジグサビキ仕様にするのであれば遠投耐性にも優れているのもあって、わざわざ流し毛鉤を使う必要はないと思われます。

念のため、ピンク/スキンのサビキ仕掛けで①②を実施して確認しましたが、やはり同じくらいは釣れています。いずれにしても特定のコンディション下においては、何を流しても釣れてしまうようです(ジグサビキの40gジグでも0.8gの管釣りスプーンでも食わせられました)。決して特別なことではないと思われます。

しかしもし興味がありましたら、使い古しの流し毛鉤で構わないので一度試してみては如何でしょうか。そこに意味が見出せるかどうかは置いておいて、神奈川県の早川で鮎を釣った流し毛鉤を使って早川港でトウゴロウを掛ける等、不可能ではないと思います…。
 
 
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